# テーマオリジナルカウンターテーブルで作る「おうちカフェ」と隠れ部屋がある家
色々見学に行っても、形が決まっていて、変わり映えしない家が多い。せっかく家を建てるのに個性がないな…。と悩んでおられたご夫婦。
自分だけの秘密基地のような隠し部屋が作りたい旦那様と、全てを丸みのあるRな形にして、キッチン周りにはオシャレなカフェスペースを作りたい奥様。2人の好みや好きなものを、ただ集めただけではごちゃごちゃになって落ち着かない空間になってしまいます。
なぜこうしたいのか、目指したい空間の本質を見極めて、足し算引き算していく事が大切です。
「全部自分が1から決めたい!」と、理想を形にするために、一緒に細部まで考えて作った、他にはない、とっても面白い、まさに自分達だけの秘密基地のような家ができました。

お客様のご希望
旦那様は、趣味を思いっきり楽しめる「隠れ部屋」と「ガレージ」が欲しい!と希望されていました。
奥様は、せっかく田舎に住むなら、家の中からでも星が見えるといいなと。またお子様が生まれて、周りの音などが気になるため、周りを気にせず思いっきり走り回られるような空間がいいとの希望でした。
インテリアにもすごく興味があり、どちらかというと生活感があまりない、美術館っぽい感じが好みで、入口など、いろんな箇所を丸みのあるRな形にしたいという思いがありました。
ご希望を聞き、
どんな提案をしたの?
ご希望や好みがしっかりあるお二人だったので、好みをすべて反映していくと、どうしてもごちゃごちゃしたり、誰のためでもない「映えポイント」しかできないため、ゴールとしたい空間、なぜそうしたいかを汲み取り、提案させて頂きました。
例えば、奥様は、最初はとにかくRの壁をご希望され、キッチンも壁がRになってて欲しい、こっちもRに、あっちも、、、と。
ご希望のまま全部Rの形にしてしまうと幼稚園みたいな空間になってしまうので、どうしてそうしたいかのご要望を整理し、希望の空間にするためには、ここはRじゃなくてもいいし、逆にここはRにした方がいいですねと、全体の空間のゴールをお見せしながらご提案させて頂きました。


Make myself
comfortable design
照明で美術館に来たような、ワクワクする空間に演出
玄関を開けると、少し赤みがかったフローリングの床。壁に光が当たり反射して輝く照明を使い、家に入ったのに、まるで美術館に来たようなドキドキする空間を作り出しています。

照明を横目に通り過ぎると見えてくるのは、テラコッタカラーのタイルを貼ってオリジナルで作ったダイニングテーブル。

カフェのように座ってゆっくりコーヒーが飲めるスペース
ダイニングテーブルには、テラコッタカラーに合わせるように、少し落ち着いたトーンにした壁を設置。この壁はキッチンの生活感を隠してくれる役目もあります。
生活していると、どうしてもキッチン周りのごちゃごちゃが気になってきますが、それを隠せるように壁を配置し、その壁にもアイポイントとなる照明をつけることで、そのごちゃごちゃが目に入らないように設計しています。
オリジナルのダイニングテーブルにはキッチン側からものを収納できるスペースになっていて、おむつを入れたり、日用品が収納できたり、使い勝手も良いです。

クローゼットには薄いカーテンをかけムーディーに
カーテンの使い方で雰囲気を作り出しています。少しの工夫ですが、あるのとないのとでは空間の感じ方が全然違います。

洗面空間には個性的なテラゾータイルが引き立つライトグリーンの壁に、印象的なシェイプの鏡をレイアウト。

トイレはBarのトイレのような落ち着きのある暗めの雰囲気。バスルームは印象の違う小悪魔的な花柄の壁とホテルのような緑と黒のお風呂。

どこも1つ1つが、美術館のようにテーマを持った部屋のように作ってあります。
ですが、マテリアル(クロスやカーテン)のトーンを合わせたり、反対色の効果を使うことで、まとまりが出てきます。
お子様が家中をぐるぐると走り回れて、のびのび生活できる設計
メインフロアは寝室への入口以外、ドアはありません。コの字型の間取りで、生活動線が楽になり、お子様が家中を走り回っても怪我をしにくく、のびのび生活できます。

中庭があると、自然光が入り気持ちいだけじゃなく、気持ちも開放的になります。
外に出て行ってリフレッシュするのもいいですが、人の目が気にならない我が家で、のんびりと中庭からの青空や星空を見るだけで、とってもリフレッシュできます。

天気のいい日には、窓を開けっ放しにしてウッドデッキでくつろいだり、ウッドデッキまで含めて全部がリビングになるようなところが、この家の面白さの1つです。

グリーンのタイルで深みと奥行きを出したキッチン
キッチンにはマットな質感のレンジフードを設置。赤の反対色となるグリーンのタイルを少し貼ることですごく深みと奥行きが出てきます。
キッチンに端正な窓を作ることで、切り取られた景色が目に入り開放感も感じます。

リビング側からみる時も、この窓で視線が抜けて開放感もでます。

男のロマンが詰まった秘密部屋
旦那様がとにかくこだわった隠し部屋。実は、この部屋への入り口は一見どこにあるか分からない秘密の入口になっています。
リビングにある大きな絵画のような額。スパイ映画の1シーンのようにその額を動かすと秘密の入り口が現れます。まさに旦那様の夢が詰まった隠れ部屋です。

家が完成した際も、この部屋は最後にとっておくとおっしゃって、他の部屋を見て回って最後の最後にご覧になられていました。本当に楽しみにされていたのだなぁ〜と感じ、頑張って作り上げた私たちも、とても嬉しい気持ちになりました。
額もオリジナルで作ってあり、ベルギー産の絨毯をカットして額装をして、アートとして壁にかけてあります。
