【完成見学会】犬と人、互いの存在を大切にしながら暮らす家。
祖母から受け継いだ、築70年の住まい。


広い敷地と庭を備えた魅力的な住まいである一方、
お施主様が一番心配されていたのは、「この先も安心して住み続けられるのか」という点でした。
これから20年、30年。
ご家族が変わらない日常を重ねていける家であるために。
今回のリノベーションは、安心を土台に、犬と人、どちらかだけのためでなく、
互いの存在を大切にしながら、寄り添える暮らしを目指しました。


ただ古いものを新しくするのではなく、「どこをどう補強すれば、安心して住み続けられるのか」
その判断をした上で、リノベーション計画を立てています。


広いリビングがいいからとただ襖や障子、柱などを外すと、がらんとした広いだけの、くつろぎにくい間抜けな空間になってしまいます。
構造補強でもある壁は、プロジェクターで映画やゲームを楽しんだり、お気に入りのアートを飾ったりと楽しめる壁に。
ワンちゃんが通れるトンネルとしたところも、生活の中の楽しい風景になればいいなという遊び心です。
日常の積み重ねに向き合った「ドックトイレ」の設計

ワンちゃん3匹との暮らしの中で、悩まれていたのがトイレ問題でした。
・ペットシートの消耗
・増えていくゴミ
・掃除の手間やニオイ
そうした日々の積み重ねを、
犬にとっても人にとっても、無理ない形に整えたい。
そこで設けたのが、シャワー付きのワンちゃん達専用のトイレです。
ペットシートは使わず、使用後はそのまま流せる仕様にすることで、
ゴミの量が減り、日常の負担も軽減しました。
家族の健康と、空間の心地よさを両立する素材選び


床材は、ワンちゃん達の足腰への負担がかかりにくく、
滑りにくさと掃除のしやすい素材を採用しました。
リビングや各部屋のクロスは、傷つきにくく、汚れてもサッと拭けるツルツルした素材のクロスに。
ただし、全面そのクロスで機能を優先すると、住まいは無機質な空間になってしまいます。
デザインバランスを細かく設計し、腰下で素材を切り替え、
汚れが気になった場合は、下だけ張り替えられる仕様にしました。
機能と心地よさ、その両立を細かく設計しています。
互いの存在を感じながら過ごせるリビング空間

座ると、リビングで追いかけっこをしたり、窓辺で日向ぼっこをしているワンちゃん達の姿が、
自然と目に入ります。
その日常風景を眺めながら、自然と顔が緩む時間。
「ただ広い」ではなく、安心してくつろげる居場所を丁寧につくっています。
家族の一員である動物たちとの暮らし方は、十人十色です。
暮らしのお話を伺いながら、その家族らしい住まいの形を一緒に考えていけたらと思います。
こんな方におすすめな見学会です
・中古物件+リノベーションに興味がある方
・新築 / 中古にかかわらず自分らしい住まいを作りたい方
・動物との暮らしを住まいから考えたい方

【見学会概要】
日時:1月12日(月)〜1月18日(日) 10:00〜17:00
(時間が合わない方は個別にご相談ください。)
場所:周南市(※詳細はご予約後にお知らせします)
